大塚製薬製レキサルテイの剤型は大雑把すぎる。

日本での上市は1mg 2mgの二種のみ、欧米は0.25mg 0.5mg 1mg 2mg 3mg 4mg。

家族が従来薬(リスパダール1mg、ジプレキサ2.5mg)からこのレキサルテイへの変薬に挑戦。

 

変薬に伴い従来薬とのクロスチェンジとなる、従来薬を漸減しつつレキサルテイを漸増。

慎重を期すため0.25mgから上乗せ開始、この量では何ら問題なし、0.5mgに増量した途端睡魔に襲われジプレキサを半減、更にリスパダールを二段階減の半減。

 

最終的にはレキサルテイ0.75mg時点で従来薬はゼロへ、挑戦25日目。

 

更に1.0mgにトライ、途端睡魔で中止、信じられず間を置き再度トライ、今度はジストニア、1mg服用は断念、服用感はレキサルテイの方が良さそう、現在2ケ月経過、様子見。

 

レキサルテイの1mgは微量のようだがそうではなさそう、単回投与比で反復投与四日目当たりで最大濃度となり単回の4~5倍程になるようだ、現在CP換算値は見当たらない。

 

使用感として剤型が大雑把すぎる、何故欧米に0.25mg 0.5mgが存在するのか、それなりの理由があるのでは、割錠線なく分割し難い、基材が極めて脆くピルカッターで崩れる等々、厄介な剤型。

 

感触では、初発投与では上手く行きそう、変薬では多くの医師は1mgから、思慮深い医師でも半錠からの服用と推測、結果、大半は失敗に終わるだろう、1mg上乗せでの死亡事例も散見される。

欧米のように微量剤が存在すれば、上手く行くチャンスも多く、せっかく使える薬剤も剤型不備で機会を逸する例多いだろう、アホな製薬会社だと思う。

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変薬ステップ

 

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面倒なレキサツティ割錠

下の写真は欧米承認剤型。

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